プログラム フォルダやアイコンは配置された場所から移動しないので、簡単に見つけることができます。標準メニューでは、プログラムをインストールまたは削除するたびに他の一部または全部のプログラムの位置が変わるため、常に分かりにくく、プログラムを見つけるのも大変です。Vista Start Menu はプログラムの配置を変えず、プログラムがアンインストールされると、メニュー内でそのプログラムが置かれていた場所を空のスペースにします。ご心配いりません。このスペースには、新たにインストールされたプログラムが入ります。

視覚が弱い方、または画面解像度を非常に高くまたは低く設定されている方は、画面を拡大または縮小表示するだけで快適に作業を続けることができます。キーボードで Ctrl+"+" キーおよび Ctrl+"-" キーの組み合わせを使用するか、画面でズーム倍率を選択することで、システム設定から独立して調整することができます。

おそらく皆さんは、[スタート] メニューでお目当てのプログラムを探すのに、溢れんばかりの数のプログラム項目をうんざりしながらスクロールしていませんか？ そんな悩みも解消されます！ 他のウィンドウと同様に Vista Start Menu もサイズ変更が可能なので、すべてのプログラムを同時に画面表示し、簡単にアクセスすることができます。

モニタ上の便利な場所や、別のモニタやテレビ画面上にさえメニューを配置することができます。モニターウィンドウのサイズに合わせて、最適な表示サイズが自動的に選択されます。

ワークスペースにタブを追加して、スペースを拡張しました。各メニュー項目には任意の数のタブを含めることができます。タブを利用して、自分が快適かつ便利だと感じる方法で情報を整理することができます。フリーバージョンでは、スタートアップリストのほかにクイック起動バーにもタブがあります。

普通はキーボードから実行するコンピュータのシャットダウンまたは再起動も、ショートカットキーを使用してすばやく実行できます。すべての操作をより簡単にしています。キーボードの Windows キーを押してメニューを開き、次に目的の操作に対応するキーを押します。例えば、ユーザーを切り替えるには F3、コンピュータをシャットダウンするには F8 を押します。パワーボタンはメニューにも含まれているので、マウスを使って簡単にアクセスできます。

前の週にインストールされたプログラムはメニュー内ですべて異なる色にハイライト表示されるので、ユーザーは新しいドキュメントやプログラムをすばやく見つけることができます。さらに、各項目の位置が変わらないので、次回に必要なときにもどこにあるかすぐに見分けられます。

画面に収まらないほどの数のプログラムをインストールしていませんか？ そのような場合には、便利なスクロール機能がぴったりです。パネルの上にマウスポインタを移動するだけで、プログラム リストの滑らかなスクロールが開始します。

今までは、必要な項目に達するまで矢印キーや他のキーを何回も押さなければなりませんでしたが、わずかのキーストロークでプログラムを開始できるようになりました。プログラム内では、リストが複数のセクションに分割されています。最初のキーで必要なセクションを選択し (例えば「E」キーを押して)、次に 1 から 9 までのキーのいずれかを押してセクション内の項目を選択します。プログラムの位置が変更されないこと、そのためこれらのキーの組み合わせを記憶し、毎日使用できること がポイントです。

検索エンジンにアクセスするだけのためにブラウザを開始する必要はもうありません。キーボードの Windows キーを押し、検索したい言葉を入力して Ctrl+Enter キーを押すだけで検索結果が得られます。とても簡単です！

Wincows XP でコマンドプロンプト (ファイル名を指定して実行) にアクセスするには、マウスを何度もクリックしなければなりませんが、コマンドを直接入力して [Enter] を押すだけで、コマンドを実行できるようになりました。

[スタート] メニューのコマンドラインから、直接ローカル コンピュータ内を検索することもできます。将来は、ローカルコンピュータの検索用に他の既存エンジンも追加していく予定です。

このプログラムは、システム ファイルまたは設定を変更せずにメニューの内容を完全に置き換えるものです。プログラムをアンインストールだけで、元のメニューに戻ります。さらに、システムとの統合を無効に設定しておき、クイック起動バーまたはシステム トレイから任意に Vista Start Menu を開始することもできます。